遅ればせながら、新しい家族”ルン子”を紹介します!

ブログを書いていなかったこの半年の間に、いろんなことがありました。
中でも、一番のニュースは新しい家族”ルン子”が我が家の一員に加わったことです。
前に飼っていたマルチ―スのルンが死んで1年半余り… もう犬は飼うことはないと思っていたのですが、なぜか夫も私もまた犬が飼いたいなぁという気持ちが今年になってから急に膨らんできてしまいました。
フィンランドはとても犬が高いです。生まれて間もない子犬でなくても、血統書のない雑種でも、高いのです。保護犬(滅多にいませんが)でさえ、300€するんですから。

そしていろいろ探して、いろいろ悩んで、で、結局この犬が4月10日に我が家にやってきました。
雑種(イングリッシュ・グレイハウンドの血が入っているようです)、メス、この7月5日に1歳になったばかりです。
ちょっと臆病で繊細で、走るのがとっても速く、走っている姿はとてもかっこいいです。
最近やっとお座りとお手が出来るようになりました。

我が家に来たばかりの頃の写真です。 今はもうひと回り大きくなっています。
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「奨学金」という名の悪徳金融に騙されてはいけません

明けましておめでとうございます。

新年早々、こんな話題ですみません。

年も明けたので受験シーズンに入ります。高校、大学進学に当たり、くれぐれも「奨学金」に手を出さないように、ということを伝えたくて書いています。

2018年度から「給付型奨学金制度」が導入される(一部2017年より先行導入)とのニュースを読みました。
わざわざ給付型奨学金という名前がつけられていますが、そもそも「奨学金」とは給付型のものを指します。
「現在、奨学金と日本で呼ばれているもの」は、教育ローンであって、決して奨学金ではありません

          導入される給付型奨学金はすずめの涙😢

まず、この導入される予定の奨学金はわずか月2万円から3万円だということ。
大学の費用は前回の投稿にも書きましたが、
●国公立大学×自宅通学
初年度:約175.8万円
2~4年目:約93.9万円
4年間合計=約457.5万円

●国公立大学×自宅外
初年度:約345.7万円
2~4年目:約218.8万円
4年間合計=約1002.1万円
All Aboutより引用)

月額に計算すると、自宅通学で95,312円、自宅外だと208,770円かかることになります。
わずか月2~4万の奨学金を出してもらったところで、焼け石に水の状態であることは明らかです。
この給付型奨学金を受けられるのは「世帯収入が一定の基準を下回る」世帯が対象だということです。
ならば当然残りの費用は「返済をしなければならない奨学金」を借りることになるでしょう。
こんな給付型奨学金がなければ、大学進学を考えなかったかもしれない人たちに、
ほんのわずかな額を与えることによって、ローン型奨学金の利用者の増大が真の目的なのではないかと思えます。
機構の奨学金事業を「金融」と位置づけ、民間資金のリスクを独立行政法人が引き受けながら、金融と教育の「市場」を拡大していく手法が取られ続けているのです。
人材の育成より大切なのは「金」なのです。

「日本の大学経営が、奨学金という名の借金で支えられていることは、まぎれもない真実。パチンコホールにサラ金のATMが設置されて批判を浴びましたが、今の大学はこの状況と重なる部分がある。大学に進学したかったら奨学金を借りてこい、というのですから。何とも気が重いことです」
これはある私立大学の教授であり、埼玉奨学金問題ネットワークの代表の言葉です。

          実態を全く理解しないまま借りることの危険性

また、奨学金制度を利用した際の奨学金の返還条件や滞納リスクなどについての理解度では、「理解していなかった」が4割強を占めます。
「日本人への奨学金は貸与型しかない」
「返還の期限を猶予する制度がある」
「自宅等へ電話等の督促が行われる」
「3カ月以上の延滞はブラックリスト」
「延滞は年5%の延滞金が賦課される」
「教員の返済免除制度は廃止された」
などの学生支援機構の奨学金制度の内容を知らずに利用しているようです。

進学指導をしている高校の先生たちは、就職先を探すよりどこでもいいから大学に進学させる方が安易で、後々の責任を問われずに済むので、経済的な理由や当人の学力を考えて大学進学を渋る親たちにも、奨学金があるからと大学進学を奨励するようです。
教育ローン」と言われれば躊躇する親たちも、「奨学金」と言われれば、「そういう制度があるのなら…」と思ってしまうのは当然です。
これこそが、「奨学金という名の悪徳金融」と言いたくなる所以です。
偽りの命名は、れっきとした詐欺行為です。
こういう手口の詐欺ってよくありますよね。口先でうまいことだけ言って契約書にサインさせて、その後で話が違うと思って訴えようとしても、その契約書の隅には読めないような小さな文字で悪条件が書かれていて、読まなかった者が悪いと言われ、泣き寝入り。詐欺師の一般的な手です。
「働いてから返せばいいんだから」とか「お金がなくても大学に行けるんだよ」とか、甘い言葉で誘惑して、まだまだ未来が見えない若者を相手に、国がこんな詐欺行為をして許されるのでしょうか?

平均の奨学金の借入総額は平均312.9万円
社会生活のスタート時点から、こんなに大きな荷物を若者に背負わせることになるのです。
大学新卒者の4割が非正規雇用就職であるという現実の中で、返せるわけがありません。

返済予定日を過ぎると、5%の延滞金が上乗せされます。
延滞が3か月続くと、個人信用情報機関に登録。
一定期間、クレジットカードの使用が制限されます。
それでも返済できずにいると、債権を回収する専門の会社が督促に乗り出します。
会社に直接電話をかけたり自宅を訪問することもあります。
最終的には裁判所から一括返済を求める督促通知が届くことになります。

これは消費者ローンと同じ、いやもっときついかもしれません。
これを「奨学金」と呼んでいるんです、日本という私たちのこの国は!

          連帯保証人は親… 逃げないように上手に仕組んでありますね。

日本学生支援機構の規定によれば、「連帯保証人」は原則として父母。「保証人」は原則として「おじ・おば・兄弟姉妹等」
本人が返済不能になったとき、自己破産すれば、当然この債務は親に移動します。
親も返せないからと自己破産すれば、「保証人」になった「おじ・おば・兄弟姉妹等」に移動します。

まだ社会に出たばかりのか弱いひよっこが倒れれば、ドミノ倒しのように次々と親族が壊れていくのです。

親や親族に迷惑が掛からないようにと、このか弱いひよっこは必至で頑張りますが、この不景気で厳しい社会の中で返済できるだけの稼ぎがありません。仕方なく、さらに借金を重ねたり、風俗業に走ったり、さらには犯罪にまで手を染めることにもならないとは言い切れません。それほど借金の督促は恐ろしく、冷静な考えを失わせます。
私自身も二人目の夫の借金で、生き地獄の体験をしました。とにかくどこかからかお金を調達しなければならない、という考えばかりが頭の中を渦巻いて、一家心中さえ考えたこともありました。

だから安易に借金に走る前に、よーく、よーく考えなければいけないのです。
なぜ高校に行くのか?
なぜ大学に行くのか?

次の記事に続く

          甘い手口に引っかかる前に、考えてみよう。”なぜ大学に行くのか?”を!

 

 

Eläkeliitto(年金生活者の会)

Eläkeliitto は年金生活者の会で、私と夫は4年前から参加している。
最初はPelimannit という別の音楽グループに所属して、私がフルート、夫がギターを演奏している時に、Eläkeliittoの夏の催し物で演奏してもらえないかというお声がかかった。
私と夫はとにかくフィンランドについていろんなことが知りたかったので、フルートとギターの腕前は全く自信がなかったけれど、快く承諾した。
その後、私たちも年金生活者(日本からの年金ではあるけれど)なのだからと、このグループに参加させてもらうことになった。会員数は定かではないけれど大体50人くらいだと思う。

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左がSeijaさん、右がEläkeliittoの会長さんのAnneさん。

2週間に一度、集会(Kahvitilaisuus)がある。そこではコーヒーとパンやケーキ(セットで2ユーロ)が提供されて、健康についての講演があったり、ロシアやアフリカに旅行してきた会員が、写真や土産話を話してくれたり、一緒に体操したり、歌を歌ったり、ゲームをしたりする。
私たちも、今までに3回「日本について」や「東洋医学について」などプレゼンテーションをしている。
この集会の他に、これも2週間に一度「手仕事クラブ(Käsityökerho)」の集まりがあり、ここでは手仕事の好きな女性たちが集まって、織物をしたり、編み物をしたりする。この時はなぜか無料でお菓子とコーヒーが提供される。この部屋には手仕事に必要なものがなんでもそろっている。中でも立派な織り機が5台設置されていて、誰が使ってもよい。私は昔から織物にあこがれていて、日本にいる頃から何度かこのような織り機を買いたいと思ったこともあったが、あこがれだけでまだ一度も織物はしたことがなかった。img_0709
MeeriさんやSeijaさんに、手取り足取り、丁寧に教えてもらったおかげですでに5点くらいの作品が出来上がった。

そして今日は、このEläkeliittoの集会のクリスマス会だった。お世話役の人たちは、おそろいの赤いとんがり帽子とエプロンをつけて、ベリーのプーロ(ミルクでお米をたいたおかゆのようなもの)やクリスマスパイの用意に大忙しだ。
教会の牧師さんがやってきて、クリスマスソングを一緒に歌う。この牧師さんは、私のかつてのフルートの先生の夫さん。
彼は歌うことがとっても好きで、必ず1曲はソロで自分の声にうっとりしながら披露するのが恒例のプログラムだ。
そして最後はいつものくじ引き。今日はクリスマスということで景品はいつもよりたくさん用意されていたにもかかわらず、私と夫はくじに当たらなかった。
するとSeijaさんが冷凍ベリーがいっぱい入った袋と、クリスマスパイを持って来てくれた。さりげなくいつもこういう目配りをしていてくれる。

いつもと同じように、あたたかい仲間が迎えてくれる安心できるスペースがそこにある。帰るときには、口々に「Hyvää Joulua!(良いクリスマスを!)」と言って、ハグし合う。
日本で味わったことのない心地よさを、この北の果ての異国で味わう運命の不思議を改めて感じる。