欺瞞

 まだまだ、森にはビルベリーが成っているのですが、ビルベリー摘みは3日ほど前で終了しました
収穫量は黒カシスをあわせるとたぶん15kgになり、冷凍庫も満杯、用意していた空き瓶も残りわずかになったので、ここらあたりでやめることにしました。
それに、もうすぐサンタベリーの最盛期に入ります。
以下のサイトにビルベリーの収穫の様子が動画にアップされていました。

そうそう、こんな風にしてしか自生のビルベリーは摘めません。
1時間で500gが限度です。サプリメントでビルベリーは日本でもいっきに有名になりましたが、「サプリ一粒に220粒分のビルベリー・・・」などと謳っている会社もありますが、
ビルベリー220粒といえば重さにすると約100gです。ということは1時間かかって取れたビルベリーでサプリが5粒できる勘定です。人件費を考えただけでも、明らかにうそだということが判明するわけですが、法的にはうその表示はないようにしてあるそうです。原産国というのも、別に収穫した国だけが原産国ではなく、かなりの国を経由してサプリが製品化されるわけですが、その途中のどこの国の名前を原産国にしてもかまわないようです。フィンランドの国名を入れるために、一度フィンランドに輸入する形を取る事もあるようです。20120814_2557054

こちらは、朝には霜が降りることもあるくらい気温はすっかり秋になってきていますが、日本はまだまだ暑い日が続いていることと思います。
この夏も「節電しましょう」というお達しはあったのでしょうね。
でも、震災のあった昨年でさえ、実は電気は余っていたという噂もあり、ということは「原発の正当化のため」という説に私も賛成です。
こんな風に騙されて、一部の権力者の利益のために、うまく操られているわけですが、とはいえ「節電」すれば電気料金は安くて済むわけだし、我が家の家計費の節約のためにやっている人もいるでしょう。今までなら、こんなに暑いのにクーラーを入れずに我慢してたら、「けち」だとか「貧乏」だとか思われるんじゃないかという恐れがあったけれど、震災以後は大違い!! 「私は日本のために貢献して節電している」偉い人に大変身です。

ユースホステル(建物の目の前は海岸でした)をしていた頃、ある女子大生がスーパー袋を持って何度も出入りしているのを見かけました。「何をしているのかなぁ」と、そのときは判らなかったのですが、チェックアウトが済んで、掃除をしようとロビーに行ってみたら、共用のゴミ箱にあふれるばかりの空き缶とペットボトルです。
その女子大生が海岸に捨ててあるゴミを持ち帰っていたのです。
彼女自身はそれで「いい事をしている」気でいたのでしょうが、そのゴミの始末は全部こちらがしなければならないのです。ユースホステルのゴミは家庭用のゴミ回収は利用できず、営業用に有料のゴミ回収社を利用しているので、ゴミの量が増えれば当然、回収料金は上がります。最後の始末はせずに「いい人」を演じるわけです。そして彼女の使った部屋は散らかったままでした。

私は能動的に良い事をするより、まず悪いことをしないことが第一なのではないかと思います。ゴミを拾って歩くより、まず自分が捨てないこと。
ゴミだけに関わらず、一人ひとりが害を出さなかったら、害を処理する必要はないのです。
自分が出し続けている害(これは物質的なものだけではなく、精神的な部分も含めて)には目を向けず、それを隠すために良いことをする。
そして「自分は良い人」だと自分自身をも騙す。

経済戦争は「欺瞞」がなければ生き残れません。
そして人間関係も「欺瞞」だらけのつきあいです。
他人を欺き、自分を騙し、いったい真実はどこにあるのかまったく判りません。
そしてそんな大人たちが子供達に教えます。
「うそをついちゃダメだよ」
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森はベリーの絨毯

 今、森はブルーベリーの最盛期です。森の中の小道沿いを見ていたときは、ブルーベリーを見つけることが出来ず、あんなに花が咲いていたのに実にはなかなかならないのかなぁと、あきらめていたのですが、森の小道から2~3メートル中に入ったら、あるわ、あるわ・・・
もう、お菓子の国に迷い込んだ気分です。午前中の1時間半くらいのベリー取りがここ数日の日課になっています。一日約1kgのブルーベリーが取れます。ただ、森の中は迷い込むと自分がどこにいるのかまったく判らなくなる危険があります。ついついベリーを追いかけていると、どんどん森深くに入って行きそうになるのをグッとこらえて、絶えず我が家の屋根が木の間から見えているのを確かめながらの作業です。
また、自生のブルーベリー(サプリメンとでおなじみのビルベリーと呼ばれている種です)は、背が低く、地面から20cmから30cmのところに実が出来ているので、これを中腰になって取り続けるのは、1時間半が限度です。
まだまだ目の前に広がるベリーの絨毯を見ると、もう少し、もう少しと、なかなか切り上げることが出来ません。
もうそろそろ冷凍庫も、いっぱいになってきています。
なのにまだまだ欲しいと思ってしまう。
きっとベリーを摘んでいるときも欲深い顔をしながら、取っているんだろうなぁと思うと、こんなに豊かに恵みを与えてくれている自然に対して、恥ずかしい気持ちになります。

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