草刈り

 ここ2,3日、曇り空が続き今日は気温が10度です。
朝から草刈を3時間ほどしましたが、汗もかかず、おまけに蚊もいなくて快適に草刈をすることが出来ました。
敷地2ヘクタールのうち、3分の2は森なので草刈をしなくていいのですが、それ以外のところは3日に一度は草刈をしないと、踏み込めないほどの草に覆われてしまいます。
まるで、人間の侵入から森を守るかのようです。
去年は、ほとんど夫任せで私は何もしませんでした。けれど夫は冬のための薪作りに忙しく、知らない間に草はどんどん伸びて、私たちが使える場所が狭くなってきていました。
そしてやっと重い腰を上げて私が草刈を始めたのが8月。
しかもそのときは動力の草刈機がなかったので、ハイジのおじいさんが使っていたような長くて大きなカマでした。そのカマで毎日毎日少しずつ、森以外の場所の草を刈って、ようやく見晴らしのいい我が家の庭が出来上がりました。でも、草はすぐに伸びてきます。結局9月に動力の草刈機を買い現在に至っています。
草を刈るとその茂みの中に潜んでいた蚊の大群がいっきに押し寄せます。
息を吸うことも出来ないほどの大群です。
まるで、草の命を守るかのようです。
森への侵入を草が防ぎ、草の命を蚊が守る。
だから、草を刈るときは心の中に「ごめんね」と詫びる気持ちが自然にわきあがります。
共存の心。
人間同士も、お互いを侵害せず、戦わず、共に生きる心を忘れなければ、もう少し平和な世の中になるかもしれません。

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森の恵み

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ビルベリーが花をつけました。
去年の今頃は、どれがベリーなのかまったく知らず、8月半ばにようやく、これがベリーなのかと気づいた状態だったので、今年が豊作なのかどうかわかりませんが、小さくかわいい花を森の中や道端でたくさん見かけるので、ベリージャムを作るのが今から楽しみです。下の写真のように、森一面がベリーです。

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子宮がん検診

 昨日、私宛に1通の手紙が届きました。
差出人はフィンランド語で書かれているのでまったくわかりません。
中をあけてみると「kutsu(招待)」と言う文字が目に入ったので、どこか店の広告かなと思いながら、早速「google翻訳」で訳してみると、なんと「子宮がん検診」のお知らせ。
しかも、予約済みの時間まで指定されていて、料金は無料。
私と夫は、仕事や学校の理由で在留許可を得たわけではないので、社会保障は一切受けていません。だから健康保険や年金などのフィンランドからの恩恵はありません。
なので、たぶん住民登録している人は受診できるということなのでしょう。
日本の場合は、行政が実施しているがん検診のお知らせは来ますが、自分で申し込まないと受診できないし、1000円から2000円の費用がかかります。
同じ実施でも日本のように「受けたい人は申し込む」という姿勢と、フィンランドのように「すでに申し込み状態で、キャンセルの場合は知らせる」という姿勢とは、雲泥の差です。
わかります?
フィンランドに住んでいる人が書いているブログも時々見ますが、
この「微妙な差」は、あまり一般的には気づかれていないようです。特に、フィンランドが好きで住んでいるというより、結婚や仕事や学校の都合でフィンランドに住んでいるという人は「日本の至れり尽くせりの商業的サービス」を良しとしている傾向が強く、各自の自発性や自立を重んじるフィンランドについてはあまりよく思っていない印象を受けます。
そりゃ、日本のお店に行けば「自分は偉大な人物だ」と思わせてくれるようなお愛想を、これでもかというほど浴びせてくれますものね。ご主人さまぁーという扱いの「メイド喫茶」を好む体質の人はフィンランドは絶対に合わないと思います。
ちなみに、私の場合は、スーパー(日本の)などで「いらっしゃいませー、こんにちはー」という作り笑いを見ると鳥肌が立ってしまいます。