男尊女卑 2

 フィンランド語の勉強のために、「Lung-8」というサイトを利用し始めました。
lung-8とは、

学習中の言語で日記を書くと、その言語を母国語とする人が添削をしてくれる。また、自分の母国語を学習する人の日記を添削することも出来る。


会員数は40万人を超える。約7割のユーザーが日本語以外の言語を母国語としている。
              ーー ウィキペディアより --

数日前、「男尊女卑」について5行くらいフィンランド語で書き、投稿しました。
すると、まずすぐに15歳のフィンランド人の女の子が、添削してきてくれました。
しかも、間違ったところの説明は「英語」で書いてくれていました。やっぱりフィンランドはすごい! (私は英語で添削なんて出来ない)
まだ、15歳なのに、英語は私よりはるかに出来て、その上、日本語まで勉強しようとしているなんて・・・ 恐るべしフィンランド人!!
次に、22歳のフィンランド人の男性が質問をしてきました。
「なにか具体的にフィンランドの男女平等を実感した例はありませんか?」というもので、どうも「フィンランドは男女平等じゃない」というニュアンスを感じましたが、以下のような返信をしました。
ーーーーーーーーーー
フィンランドの男女平等について実感した例の前に、
「男尊女卑」という言葉は知っていますか?
昔から日本には、男は尊ばれ、女は「卑しい」という意味です。
「卑しい」という言葉を辞書で引くと以下のようになります。

1 身分や地位が低い。価値が劣る。
2 品性が劣る。下品だ。
3 低い位に置く。いやしめる。また、へりくだる。

この考え方で生きることが、夫婦円満の秘訣だと言い切る男性がほとんどです。
女性は、男性のために存在しなければならない、ということです。

私は、日本で生まれ、60年近く日本で暮らしてきました。
その間、女性差別による数え切れないほどの苦痛を味わってきました。
実際に、母子家庭(シングルマザー)の平均年収は、200万円/年。
(普通の家庭の平均年収は、500万円/年)
しかも、日本はフィンランドと違い教育にとてもお金がかかります。
また、保育園もまったく不足していて、離婚した女性が子供を育てることは不可能に近いのです。そのために、離婚できない女性もたくさんいます。
ほとんどのシステムが男性を中心に動いています。
フィンランドで暮らし始めて1年半足らずなのですが、フィンランドで家も購入しました。その際も、何も言わなくても共同名義(夫婦二人の持ち物という意味)になりました。銀行の口座名も同じです。
これは日本では考えられないことで、男性名義は当たり前のことです。あえて申し出れば共同名義も可能ですが、そんなことを女性から言い出せば、「財産を狙っているのか」という目で見られてしまいます。
だから、夫婦が離婚するときは、財産のことでトラブルことが非常に多いです。
ただ、まだまだフィンランドでの体験が少ないので、知らないことはいっぱいあると思いますが、少なくとも、日本で味わったような女性蔑視はフィンランドでは感じられません。
あなたがこのような質問をされるという事は、まだまだフィンランドにも女性差別があるということでしょうか? もしそうなら、どんなところで女性が差別されているのか教えてください。
日本ほどではないにしても、女性の収入は男性より低いと聞いたこともあります。
もちろん、フィンランドも完璧ではないはずです。
もっともっと、女性が暮らしやすい社会ができることを心から望んでいます。
ーーーーーーーーー

そしてその後、彼から返信があったのですが、やはり想像したとおり、
男性の立場から「男女平等」ではない、男性が不平等な扱いを受けている、という内容のものでした。
『所変われば品変わる』
まさしく、国が変われば「男女平等」もこんなに違うんだと改めて驚き、
そしてフィンランドはやはり「女たちのフィンランド」だと、嬉しくなりました。

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