寒波

 連日、マイナス25度から30度という、ものすごい寒さが続いています。
最近、ルン(我が家のペット、マルチーズ9歳、♂)の散歩は、夫にまかせっきりになっていて、ここ数日快晴続きで雪かきもしなくて良かったので、まったく外に出ていませんでした。
そして昨日、あまりに景色がきれいだったので外に出てみたくなって、ルンの散歩に出かけました。マイナス28度の世界。
あたりはすべて白。白樺の葉を落とした枝にも、雪が氷のようについてまるで白い花が満開のような姿です。太陽の光が当たるとその白がピンクになり、口では言い表せないほど美しい景色です。
ただ、寒いです。寒いというよりは冷たくて痛いといったほうが適切でしょう。
手と足の先はジンジンと痛み出し、息を吸うときはゆっくりとマフラーや手袋越しに息を吸うようにしないと、冷たい空気がいっきに肺に入ってきて、肺が凍るという感じになってしまいます。あと、しばらくすると視野が狭くなったようになってきます。これは涙が凍るせいではないかと思うのですが、なぜなのかはわかりません。
いつもは、30分以上散歩するのですが、さすがに昨日は15分で帰ってきました。
人間の瞬間冷凍が出来てしまいそうです。
暖炉も一日中、火を入れています。(普段は一日6時間くらいで室温は20度になります)
今朝、唯一のnaapri(ご近所さん)が、「何か問題はないか?」と夫に声をかけてくれたそうです。フィンランド人は、本当にさりげない心からの優しさを持っています。
街でも、スーパーマーケットでも、いつもそれを感じます。
日本の「お客様は神様です」の商売根性から来ているお愛想ではなく、人間同士の暖かさを、いろんな場面で感じさせてくれます。
「フィンランドは優しい国だね」と夫と何度言い合ったでしょう。
気温はマイナス30度になっても、心がホットでいられることは何よりの幸せです。

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