フィンランドの靴下

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今、編み物に凝っています。
編み方を長年親しんだアメリカ式から、フランス式に変えることを挑戦してから、また編み物への好奇心が掻きたてられて、毎日午後3時ごろから夜まで編み物にふけっています。
ネットで見つけたのがこれ。
http://www.geocities.co.jp/PowderRoom/5821/godzillasocks.html
この靴下はフィンランドのキルップトリ(フリマのようなもの)で良く見かけるのですが、編み方が判らないでいたのですが、フィンランドに住む日本女性が、懇切丁寧にネットに掲載してくれていたおかげで、編むことが出来ました。
フィンランドではやはり編み物は定着していて、小さなスーパーマーケットでも、毛糸を買うことができます。日本では毛糸のセーターよりフリース製品のほうがはるかに多いですが、フィンランドでは毛糸のセーターや靴下が主流で、フリース製品はほんの少ししかありません。
…で、靴下に話を戻しますが、この靴下は前方のレース模様のおかげで足首にたるみが出ず、かかとの部分だけは2重編みのようになっていて丈夫で暖かです。
フィンランドで古くから伝わっている靴下のようです。
そもそもフィンランドには、どんなものも商品の種類は非常に少ないです。
日本のようにあれでもかこれでもか、というような新製品はほとんどありません。
文房具も台所用品も同じ形ばかりで、目先の変わったものは存在していません。(なんとB5用紙もないのです)それに値段は高いです。
そういうときに思い浮かぶのは「日本の百均」。
さまざまなサイズのざるつきボール、クリアファイル、手帳・・・ 日本じゃ何でも100円であったよねぇ・・・
でも、この百均って、こんなに品物豊富に何でも100円でそろうようになったのは、そんなに歴史の古いことではないんですよね。なのに、私たちはそれにすっかり馴染んでいて、「ダメなら捨てればいい。どうせ100円なんだから」という消費の文化をすっかり受け入れてしまっています。ノートひとつとってみても、ちょっと書いただけで、また違うデザインのノートを見ると欲しくなって次から次へと買って、無駄に放ってあるのが、どれだけあったかしれません。
フィンランドに来て、種類の少なさに始めは戸惑いましたが、一つ一つを良く考えて買い、ひとつのものを大切に最後まで使う習慣がだんだんついて来ているように思います。
知らず知らずに「あたりまえ」になってきている事柄を、見直してみるのも必要かもしれません。

雪かき

 森の家で過ごす初めての冬です。
去年は、冬の間ずっとオウルのマンションにいました。
フィンランドでは、道路の雪かきは国がするところ、町がするところ、個人がするところという風に、区分けがされています。だからオウルのマンションにいるときは、まったく雪かきをしなくても、普通の生活が出来るという環境にあったわけです。
けれど、森の家はそうは行きません。
幸い、お向かいのR氏がトラクターを持っているので、家の前から公道に出るまでの約1kmの道路の雪かきは、R氏にお任せ状態です。
ただ我が家の敷地の中は、手作業で夫と私が雪かきをします。敷地面積は2ha。そのうち4分の3が森です。だから雪かきをする面積は約500㎡。
今のところ、1週間に5日くらい雪が降るので、午前中は雪かき作業です。ただ、日本の北海道や東北に比べれば雪の量は少なく、一日の積雪量は多くて15cm、普段は5cmくらいのものです。けれど除雪面積が広いので、気温はマイナス8度と、とても寒いのに雪かきをすると汗だくになるほどの、なかなかの重労働です。
自然の中で暮らすという事は、ロマンティックな部分よりこのような肉体作業が、相当な部分を占めます。夫は雪のない時期には、森から倒木を運び冬のための薪作りという大変な作業がありました。おかげでメタボ気味だったおなかはすっかりスリムになりましたが・・・

動画は敷地内の雪かきをR氏にお願いしてやってもらったときの様子です。キッチンの窓から撮影しました。