けんかを買わないフィンランド人

 今日、知人からメールが届きました。
暗にけんかを売られていると、私は感じてしまいました。
私の問題が「負けず嫌い」にあることは重々知りつつも、けんかを買ってしまいたくなり、心がうずうずと騒ぎ出します。
けれど、夫にたしなめられて思いとどまりました。

母と、祖母(母方)はよくもめていました。それを見ていた父が「どちらもが、自分が相手をたたいて終わろうとするから、けんかが終わらないんだ」と言っていたのを思い出します。
けんかを売るほうも、買うほうも、結局、自分が相手をたたいて終わりにしたいと思っているのです。
当然のことながら、けんかは終わらずどちらも気分は悪いままです。

フィンランドは目立つ国ではありません。また目立とうともしていません。
戦わないし、勝とうともしません。

昨年の今頃、私はパソコンにもそんなに詳しくないので、自分のパソコンをフィンランドにもって行くに当たって、モデムとかがどのようになるのか近くのパソコンや周辺機器を取り扱う店に聞きに行ったことがあります。行き先はフィンランドと言いましたが、その店員さんは日本のほうが優れていると思い込んでいて、「光回線が使用できる環境はできていないでしょうね」と言いました。
メジャーな国(アメリカなど)には弱いくせに、知らない国だと、現状を知りもしないで上から目線でものを言う人が多い。そういう時、私はすぐに「違うよ」と言いたくなってしまうのです。

実際、フィンランドは2010年7⽉1⽇から、全てのフィンランド⼈は1Mbpsの速度でインターネットに接続する権利を「国が法律で保証する」と宣⾔し、国内
の通信事業者26社を、国内全域を対象にサービスを提供する事業者に指定。更に2015年には、この速度が100Mbpsになると宣⾔しました。
私のように深い森の中に住んでいても、このようにインターネットは快調に使えています。

⽇本においても⼤半の⼈がインターネットを利⽤していると考えがちですが、実は⽇本のインターネット⼈⼝普及率は2009年のデータで約78%でしかありません。フィンランドの人口普及率は96%です。

ただ、フィンランドはこれは自国民が生活しやすいように考え出したもので、他国より優れていると誇示するためにやっているのではないのです。
昨日もフィンランドの教育制度について調べていたのですが、競争力は一位なのですが、競争はしないのがフィンランドです。
買った、負けたの意識がないのです。
日本人の私にとっては信じられないようなことです。
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「フィンランドの教育制度」より引用
さて、大学資格試験の結果は当然、数字で評価されるわけだが、そうなるとやはり成績の良い生徒を輩出する高校が明らかになり、競争が生まれてくるのではないかと言う疑問が生じる。しかし、フィンランドではみなが他人が出した成績には関心がないと言う。実際、学ぶのは自分であり、自分が何を学びたいのかが重要なので競争は起こらないのだという。生徒たちも大学試験で点数の取れそうな得意な教科を受験するのではなく、将来の目標とする職業に必要な教科を選んでいる。フィンランドの生徒たちの目標はより高い点数を取ることではなく、将来のために実力をつけることなのだ。日本人にとっては理解しがたいことが多いが、フィンランドではこの論理で社会が成立しているのである。
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フィンランド人は争いません。
そしていつも穏やかで、優しいのです。
心からフィンランド気質を見習いたいと思った私でした。


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