女性の人権

日本の外務省にフィンランドに在留しているという届けを、提出しました。
海外に出ている日本人を、把握することにより、緊急事態の際に連絡をするために必要な届けらしいのですが、前回に書いたフィンランドの自動車免許取得に必要とのことでした。
インターネットから申請ができるとのことで、申請フォームに入力することになりました。
我が家はインターネットに関することはすべて私が担当しているので、まずは夫の申請から取り掛かりました。
私は自動車免許を持っていないので、在留届を出す必要はないなと思っていたのですが、まぁ、ついでだからやっておこうということになりました。
その申請フォームには、氏名、生年月日、その他もろもろの必要事項を記入し、連絡先のメールアドレス、パスワードの記入欄もありました。
私の分の申請は別にするのかと思っていたら、夫の申請のフォームに『同居人』という欄があり、私は配偶者としてそこに記入するわけです。
いわゆる夫の『つけたし』です。『付属人』です。
もちろん、同居人ですから、住所は同じなわけで、住所記入欄はありません。
ひとつの届出の中ですから、私固有のパスワードも要りません。
申請が完了しましたと言う通知メールも、私のメールアドレスには送られてきませんでした。
未成年の子供がこの扱いになるのは、まだ理解できますが、一人の人権が無視されているようで、とてもいやな気分になりました。
フィンランドに来てから、銀行口座でも、家の所有でも、必ず共同名義で、
女性としてではなく一人の人間として扱われることに、慣れてきた私にとって、この日本での女性の扱いに改めて、よく今まで我慢していたなぁと思いました。
日本にいるときはこんなことは当たり前で、別に支障はないことを不満に感じる私が「へんな人」「こうるさい」という目で見られることのほうが多かったと思います。
でも、一人の人間として扱われることって、本当に気持ちのいいものです。

日本の戸籍には必ず筆頭者があります。家制度は廃止されたにもかかわらず、知らない間に家父長制度は持続されているわけです。
現在の民法では『嫁入り』や『婿養子』は存在しないことを、知らない人もたくさんいるのではないでしょうか。30代、40代の男性が自分の妻のことを「嫁」と表現するのをよく耳にします。ずいぶん前から「嫁入り制度」はなくなっているのに、最近になってまたこの呼び名が使われているのはなぜなのでしょう?
いまだに家制度が持続しているのは、日本では天皇家だけです。
「女性に人権を!」と叫んだのは、わたし達の世代だけだったのでしょうか・・・

昨日の夕方、我が家の庭にトナカイの団体さんがやってきた時の動画です。

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